働き盛りに建てたマイホームの水周りが傷んだり、子供が独立して空き部屋になったりして、リフォームを考える方は多いと思います。
せっかくリフォームするのであれば、最後まで住み続けられるバリアフリー住宅、高齢期対応住宅を考えてみてはいかがでしょうか?
この記事は、
・終の住み家に対応できるリフォームを考えている方
・リフォームをしようとしているが誰に頼んでいいのかわからない方
に向けて書いています。
リフォームするときに知っておくべき点
・足腰が弱くてもつまずかないように、敷居などの小さな段差をなくすために床材を張り重ねて解消して床補強にもなる。
・車椅子が通りやすいように引き戸にかえる
・テスリが必要になることを想定して、廊下や玄関などのクロスを張り替える前に下地を入れておけば簡単に手すりを取り付けられます。
こういったことはまだまだたくさんありますが、高齢期対応リフォームで1番大切なのは、
『介護が必要になったときに寝室をどこにするか』
ということです。
日中過ごす部屋になるので、日当や風通しが良いことが大切です。一般的には1階の南東がよいとされています。
介護スタッフの出入り口を確保しておくか、玄関前の階段を緩やかにしたり、スロープにしたりと体が不自由になってからでは応急処置的な改修になってしまうので元気なうちに間取りや動線を考えておくべきです。
高齢期にどんな生活をしたいのか丁寧に聞き取り、選択肢を示してくれる業者を選び相談してください。